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カリキュラムの流れSCHEDULE
- 「実際のテレビ番組で使われた絵コンテ・原画・動画・
キャラクター設定画を使用した、飽きのこない工夫をこらしたカリキュラム」 - 当スクールでは、全てのカリキュラムを、実際のテレビ番組で使われた絵コンテ・原画・動画・キャラクター設定画を教材とします。
それにより、卒業後アニメーターとしてデビューした時の仕事内容に則した、ハードルの高い実践的なカリキュラム内容が可能となります。
年間スケジュール講習期間1年間
※講習期間1年間 土日祝日・夏休み・冬休みを除く毎日6時間

各カリキュラムの数字はその月のコマ数です。1コマ2時間。
各説目標
- 10月~1月
- 「トレス」が出来るようになる。プロの線を身につけよう。
- 10月~7月
- 「トレス」の線で「模写」が出来るようになる。似せて描くという技術の会得。
- 10月~5月
- 「トレス」の線で「自由描画」出来るように。元絵に似せつつ、元絵とは違う構図やポーズで自分の思った通りの絵を描ける技術を会得。
- 2月~5月
- 「動画」の仕組みと業務上の仕様を、実践することで理解する。
- 2月~9月
- 「原画」の仕組みと業務上の仕様を理解、その上で「第2原画」が描けるように。
カリキュラムについてCURRICULUM
- 「ただ学ぶだけでなく、実戦を想定した訓練」
- 卒業後のデビューを想定し、実際のテレビ番組で使用された第一原画(レイアウト)を元に第二原画を描いてみる、といった実践的な実習を繰り返し行い、在学中の習熟度を出来る限り高めます。当スクールでは、この習熟カリキュラムにもっとも多くの時間を割きます。
全ての授業は「実演」から始まります。「実演」「実習」「添削」「リカバリー」この4つを繰り返すことによって、都度、的確なアドバイスをいたします。
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トレスTRACE
いわゆるプロ仕様の線質で描く技術。元絵を下敷きに、そのニュアンスを拾った線質での描画を目指します。
プロ仕様の線で描画する技術は、のちの全てのカリキュラムで使用します。講師名:沖 一葉
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模写REPLICATION
元絵を横に置き、白い紙の上に自分の手でコピーをします。
先人の描いた絵をそっくり真似ることで、そこにあるデザインの流れや線の流れ、描き方など、その技術体系を理解します。
この理解と繰り返しの修練によって、「似せる技術」を手に入れます。
当スクール入校から卒業に至るまで通年、このカリキュラムはそのレベルを上昇させながら続きます。講師名:下谷 美穂、高橋 詩奈子
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自由描画FREE DRAWING
プロ仕様の線質で、思い描いた絵を描けるようになるための訓練。
キャラクター設定などを見て構図やポーズを自分なりに考え、その考えたままの絵を紙の上に描けるようになることを目指します。講師名:藤崎 真吾
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動画MOVIE IMAGE
アニメーションの根本です。読んで字のごとく、動く絵を描きます。少しずつ違った絵を連続的に映写することで絵が動くようになる、といった基本的な仕組みと共に、業務上必要な「仕様」を理解します。
仕組みと仕様の理解、これが出来ないと「原画」が描けません。
テレビ番組で使われた原画と動画をもっての実習と添削を繰り返します。講師名:なかじまちゅうじ
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原画ORIGINAL PICTURE
動画の原泉だから、原画。絵で示す動画マンへの指示書です。なので、動画を理解していないと、原画は描けません。
その上で、原画に必要な知識・技術・業務上の仕様を会得します。
まずは絵コンテの読み解き方や「第二原画」と呼ばれる作業から始めます。
そして終盤、それらと並行して、レイアウト(構図)の取り方や芝居の在りようなど、数年の後に必要になるであろう知識と技術の種を仕込みます。講師名:五十内 裕輔、高山 智也
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実践原画PLACTICAL
いざ、実戦!です。
当スクールの母体である制作会社からの正式な依頼として原画を描きます。
この機会を利用して、今現在の力量と実際の仕事に必要な技量との隔たりを見極め、解析します。解析後は、我々と一緒にその隔たりを埋めていきましょう。
実戦で役立つ上井草アニメスクール独自の習熟法をご紹介いたします。